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【Report:ヒホン戦】今季の開幕戦は見事勝利!

09-10シーズンのリーガ開幕戦、我らがFCバルセロナは主力数名を欠きながらも勝負強いところをみせて快勝!昨季とは異なり白星スタートです!


09-10 リーガ・エスパニョーラ 第1節
FCバルセロナ
3 - 0
スポルティング・ヒホン
[2009/08/31(MON) 22:00] カンプ・ノウ
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メッシ、アンリ、イニエスタは出場せず


プレビューの記事ではメッシをスタメン予想していましたが、実はワールドカップ予選の為に一足早くアルゼンチン代表に合流していたとのことでした。情報収集が甘かったです。

それにしても、大事な開幕戦を欠場するとは驚きました。
同じく南米に行かなくてはいけないブラジル代表ダニ・アルベスは開幕戦出ましたし。なにかコンディション上の問題があったのかな?

あとは、アンリも状態が良くないみたいで欠場。ただでさえ故障明けな上に、モナコの劣悪なピッチでプレーしたのが響いたんでしょう。本当に大迷惑なことです(怒)

イニエスタもまだ大事をとって出場しませんでした。
普段の練習には出ているとのこのですが、グアルディオラは大事を取らせているみたい。ナイスです。万全になるまで焦らずに治してくれればそれでいいです。

プレーが見れないのは寂しいですが、今後のことを考えればぜんぜん我慢しますよ(^^)

以上のことにより、アンリの位置・左エストレーモにはボージャンが、メッシの位置・右エストレーモにはペドロが入ったのです。なんともフレッシュなトリデンテですね(^^)


守備的なスポルティングをセットプレーで攻略!


主力を欠く状況のバルサではありますが、試合開始後はボールを圧倒的に支配してヒホンを攻め立てました。
試合を通じたポゼッションは何と74%
まさかの守備的戦術を用いたスポルティング・ヒホンがそこにいたのです。
フォーメーションは4-2-3-1ですが、集中防御の時にはメディアプンタのリベラを前線に残して4-4-2としていました。

バルサはUEFAスーパーカップで延長まで戦い、中二日でこの試合に臨んでいるということで全体的に動きが重い。そんな彼らに対して、ヒホンはボールホルダの選手に複数人で素早く寄せていくことでバルサの攻撃を手詰まりにしたのです。

イブラヒモビッチがバルサのリズムにまだ慣れていないことも、ヒホンの守備陣を崩しきれない原因となっていた感がありました。やっぱりエトーと比べると運動量が少ない分、敵のマークに付かれやすい。得意のポストプレーも、厳しいプレスを掛けられている状況ではさすがのズラタンでも精度が落ちていました。


昨季のバルサならばここから状況を打開するにはクラックによる超絶個人技や、後半になって疲労と共に出てくる隙を突くといったことを考えなければいけませんでした。


でもさすがにいつもそれだけでは厳しいとグアルディオラは考えていたのでしょう。
守備を固める相手を打ち破るという解の一つが提示されました。


それが、「多彩なセットプレー」です。
昨季もシャビとプジョルのカピタンコンビによるカベッサや、早いリスタートからの奇襲戦法などがありましたが、さらに多くのバリエーションを練習しているのでは?と期待させるプレーでした。

決定的チャンスになかなか結びつけられないというモヤモヤ感を一気に払拭してくれた1点目は、ニアへのコーナーキックをケイタが頭で逆サイドへ流し、飛び込んだボージャンカベッサでゴール!

2点目は前半終了直前の42分。
ショートコーナーから右サイドのアルベスにボールが渡り、ゴール前へのクロスにケイタが高い位置で合わせてゴール!カベッサ2発目!
この日のケイタは絶好調でしたね(^^)


後半になってもバルサがボールを支配する構図は変わりません。
バルサの勝利が濃厚になってくると、あとは「イブラヒモビッチのゴール」を待ち望むようになるのは仕方のないところ。これまでも超絶クラックの片鱗を感じるプレーを随所で見ることが出来ましたが、やはりエースストライカーなんですからゴールが見たい、と思ってしまうものなのです。


そんな気持ちが通じたのか、82分についにイブラヒモビッチの初ゴールが生まれました!
2点目と同じように、シャビのショートコーナーからアルベスによる中央へのセンタリングがあがります。途中で敵選手に当たって軌道が変化したボールに対して抜群の反応を見せ、カベッサで決めました!
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イブラヒモビッチのヘッドを前後からのショットで!


バルセロナ現地新聞のWebサイトで「頭を使って勝利!」というようなタイトルになってしまったのも納得のゴレアーダです。


こういった試合運びはバルサらしくはないかもしれませんが、強固な守備組織に風穴を開けることが出来るセットプレーを持つことができれば、敵もうかつにファールをできなくなります
その結果、いつものポゼッションと早いパスによる崩しが容易になり、さらには怪我の危険性も減らすことが可能になるのです。ぜひ、今季はセットプレーでの脅威を高めてほしいですね!


ボージャンとマクスウェルが負傷…


開幕戦でスタメン出場を果たしたボージャンとマクスウェルの左サイドコンビが揃って負傷、途中交替となりました。マクスウェルは比較的軽傷のようですが、ボージャンはハムストリングを痛めて2~3週間の離脱です。
せっかくいいパフォーマンスを見せていたのに本当に残念!

ただ、これから各国代表戦週間が始まるのでボージャンにとっては不幸中の幸いでした。なんとかこの期間中にしっかり治してもらいましょう!
がんばれボージャン!

アンリに続いてボージャンも…となると、今季のバルサはやっぱり怪我による離脱が心配です。冗談ではなく、マクスウェルの左エストレーモという選択肢も出てくるかもしれませんね。

そのマクスウェルも、この試合ではちょっとプレーに迷いが見られました。イブラヒモビッチの注目度が高いので目立ちませんが、彼だってバルサに来たばかりで適応中なのです。グアルディオラはもマクスウェルを高評価してますので、治療しつつバルサスタイルを勉強しておけばフィットする時期を早める助けになるかもしれません。。
がんばれマクスウェル!




中二日での試合による疲労、主力選手の欠場、新戦力の適応期間中、相手の守備的戦術。
これらの逆境にもかかわらず粘り強く戦い、セットプレーによって勝利をもぎ取ったバルサ。何度か攻めこまれる場面もあったものの、最終的に無失点に抑えたことは評価できるでしょう。

バルサはその特異なプレースタイルのため、個人とチーム全体の両方できちんとしたチューンUPをしていかないと本来の強さを発揮することができません。

イブラヒモビッチやマクスウェルだけでなく、彼らを取り巻く従来からのバルサメンバが「エトーとの違い」「シルビーニョとの違い」をきちんと把握して生かす方法を見つけたとき、バルサは昨季を上回る強さを手にいれられると信じています。

グアルディオラの手腕に期待せずに入られませんね(苦笑)

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チャンピオンズリーグで対戦の決まったインテル監督モウリーニョの姿が。
月曜の試合なので、他にも多くのクラブの監督が来たようです。



まさかの敗北から始まった昨季に比べれば、今季は遥かに良い船出となりました。代表戦週間で怪我なく無事に戻ってきてくれることを祈っております!

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