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【Report:CL決勝1】美しく勝利。永遠の都で伝説誕生!

08-09 UEFAチャンピオンズリーグ決勝。我らがFCバルセロナが自らの哲学を貫き、マンチェスター・ユナイテッドに勝利!3年ぶり3度目の欧州制覇!そしてスペインのクラブでは史上初のTRIPLETE(トリプレッテ:三冠)を達成!ここに新たなる伝説が誕生ました!!

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□FCバルセロナ 2-0 マンチェスター・ユナイテッドFC■
FCバルセロナ、3度目の欧州制覇!


バルセロナのスタメンには、負傷から復帰したアンリとイニエスタの姿が! バルセロニスタはこのメンバーを見て安堵したことでしょう。前線は、メッシが中央に入り、メディアプンタ的に動きました。中盤ではシャビとイニエスタの今や「ゴールデンコンビ」でインテリオールを組み、ピボーテにはブスケツ。この人も随分と成長しましたね。エマージェンシー状態の最終ラインは大方の予想通り、セントラルにピケとヤヤを起用し、アルベスの抜けた穴はカピタン・プジョルを配置。そして最後まで読めなかった左ラテラルにはベテラン職人のシルビーニョ!嬉しかったですね~ グアルディオラ、偉い! 前回果たせなかったチャンピオンズリーグの決勝にスターティングメンバーとして立ったブラジル人ラテラルは、その期待に答えた活躍を繰り広げる事となるのです。

対するマンチェスター・ユナイテッドも、なんと私の予想が当たってしまいました(^^;
守備が免除されるセンターフォワードにロナルドを置き、左右ウィングにルーニーと朴智星。中盤にはアンデルソンとギグス、キャリック。ちょっとダブルボランチ気味だったようにも見えます。最終ラインは大方の予想通り、ファーディナンドが復帰してきました。体力的に苦しくなる後半にテベスベルバドフを投入することや、スコールズはギグスと合わせて90分となることが想定される布陣でした。

さて、ここから試合内容を書いていきますが、既にあらゆるメディアにおいて試合詳細がレポートされてしまっています。スタートが遅れたこのブログとしては(苦笑)大まかな流れをまず記した後、敢えて異なるアプローチ ~「列伝」形式~ で、この歴史的偉業を打ち立てた試合を見ていきます!
→記事がとっても長くなってしまうので、「列伝」は次の記事にしました(^^;


試合ダイジェスト


試合開始からのホイッスルと共に、マンUが前線から猛然とプレスを掛ける。最初、バルサはこのプレッシャーによって中盤でパスをつなぐ形に持ち込むことができなかった。攻め立てる赤い悪魔だが、最終ラインの踏ん張りもあり失点は何とか防ぐ。そのうち、マンUの中盤にはスペースができ始めた。プレスをかけることで前かがりになったものの、中盤は攻めにも守りにも中途半端なポジショニングになっていく。
前半10分、センターラインでボールを受けたイニエスタはドリブルで攻めあがる。敵に囲まれたがそれは狙い通り。自分に敵が詰めて来たためにフリーになった右サイドのエトーにスルーパスが通る。このアフリカ人デランテーロはエブラを切り返しで易々と抜き去ると、マンUの守護神ファン・デル・サールのニアサイドを突く絶妙なトーキックシュートを決めた!1-0、バルサにとって理想的な展開に!

赤い悪魔はこれで攻勢を強めるしかなくなる。が、それは同時にバルサの得意とする「撃ち合い」への移行を意味した。そして正面からオープンな戦いをバルサに挑むことがいかに恐ろしく、困難なことであるかを世界中に知らしめることになる。イニエスタとシャビが中心に自由自在に美しくパスをつなぎ、翻弄。ボールはピッチ中を走り回り、それを必死に追うマンUはなかなか奪取に至らない
何とかマイボールにしたところでも、ハードワークの後で疲れた上に即座にバルサの厳しいプレスが襲ってくる。そのままボールを奪われ、波状攻撃を受ける。見る者には美しく、プレーするものにも楽しく、敵にとってはなす術もない「恐怖」のフットボール。それは美しい花の周辺に漂う幻惑の香り。赤い悪魔は、これまでハードワークの果てに必ずボールという「甘い蜜」を得ることができていた。これが更なる活力と戦う意思を生んでいた。しかしこの日はポゼッションという「幻惑」にかかり、得ることができなかった。代わりに「疲労」がボディブローのように選手の体力と精神力をも奪っていったのである。

後半、ファーガソン監督はテベスを投入して前線を強化。しかしそれは解決策となりえなかった。中盤は完全にバルサが制圧。時折前線に放り込まれるロングパスによるサイド攻撃に活路を見出すしかないマンUは、幾度かチャンスを作り出すもののあと一歩が及ばない。朴智星を下げ、ベルバドフを投入したことは、もはや中盤は諦めたかのような雰囲気が感じられた。
そしてバルサがとどめとなる追加点!70分、クリアミスを拾ったシャビが攻め上がり、絶妙なアーリークロスを左サイドにいたメッシへ。出場選手中最も身長の低いメッシが、バセリーナ風のカベッサ!2-0! このとき、シャビに対するプレスはほぼ皆無。いかにマンUが疲弊していたかを物語るシーンだった。
その後もバルサは攻め続ける。「攻撃は最大の防御」を貫いた。負傷明けのアンリに代わって入ったケイタはインテリオール。イニエスタがエストレーモへ。単純な守備固めの選手は投入しない。これがバルサの進む道。組織的な抵抗が見られなくなったマンU。そして、終了のホイッスル!
バルセロナが自分たちのサッカーを存分に披露し、夢の舞台で見事に勝利!!

現世界王者で今季もプレミアリーグを優勝した最強のマンチェスター・ユナイテッドを相手に圧倒したバルセロナ。思えば今シーズン、バルセロナは何度も「圧勝」というような試合を披露した。6-0や5-0、4-0といったスコアの試合がリーガやチャンピオンズリーグでもみられた。その度に、「バルサが強すぎるのか、敵が弱すぎるのか、わからない」という意見(もちろんアンチバルサが主力である)が出ていたが、この試合で結論ははっきり出たといっていいだろう。
バルサが強い! のである。

 【次の記事に続く】

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