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05-06式ユーロ・バルサ 快勝! -ブレーメン戦

今季のチャンピオンズリーグ開幕戦、バルセロナは難敵・ブレーメンを下しました!
かなり見ごたえがあり、最後まで目が離せない試合。正直、心臓に悪かったです(^^;


UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ 第1節
ベルダー・ブレーメン - FCバルセロナ [ベーゼルシュタディオン]
試合結果
2005/09/14 (WED)

[試合経過]


時間チーム   スコア/選手交代
12バルセロナ0-1デコ
HTバルセロナ2.ベレッティ→15.エジミウソン
62ブレーメン6.バウマン→20.イェンセン
65バルセロナ8.ジウリー30.メッシー
76バルセロナ0-2ロナルディーニョ:PK
79バルセロナ6.シャビ→17.ファン・ボメル
83ブレーメン9.バルデス→14.フント

■ベルダー・ブレーメン 0-2 FCバルセロナ■

滑るピッチ、序盤は両チームがミス連発


注目のスターティングメンバーは、マジョルカ戦と同様の、昨季優勝メンバー。ライカールトの自信と誇りが感じられます。まずはいつも通りの戦いで様子見というところでしょうか。ブレーメンも事前情報の通り中盤をダイヤモンドにした4-4-2。攻め合いの試合となることを予感させた始まりでした。

ところが直前に雨が降った影響なのか、この日はピッチがとにかくよく滑る。お互いにボールコントロールがうまくできない。ブレーメンはせっかくのカーサの利を使えず、試合開始からしばらくはバルサがペースをつかみました。とはいえ、バルサもいつものボール回しができたわけではありません。お互いにミスしてボールを失うという展開の中で、テクニックに勝るバルサが攻め込んでいた、そんな感じですね。


サイドアタックからの鮮やかな先制!


そんな流れの中、バルサは早い時間帯での先制に成功しました!
まず、サイドのロナルディーニョにボールが収まります。するとその横を猛烈なスピードで駆け上がったのがラテラル・イスキエルド・ジオバンニ・ファン・ブロンクホルストことジオ! この素晴らしいオーバーラップに反応した超クラック・メディアプンタ・ロナルディーニョが見事な連携でペナルティエリアへの侵入に成功します!
ただ、そこで立ちふさがったのがブレーメンのガリバーディフェンサ陣三人。しかしロナルディーニョは無理に抜きには行かない。ロニーに三人付いていたため、中央のアフリカン・クラック・デランテーロ・エトーにはマークが一人、そして後ろから詰めていたスーペル・セントロカンピスタ・デコはフリー。ロニーはそれを把握していたかのようにエトーへのパスを選択。エトーはマークを振り切りつつ足を伸ばしてちょこんとデコの前にボールを出す。そしてデコが待ってましたとばかりにシュート! これが相手ディフェンサに当たってコースが変わり、ゴール
今季初の「曲芸師・デコ」披露でした!この大事な試合で、この連携。そして必殺の人工バナナシュート(^^; クラックたちの底力を見せてもらいました!


やっぱりフィジカルが強かった…!


しかしながら、その後はカーサの大声援を得たブレーメンの猛反撃が始まります。これまでピッチを気にするあまりか、何となく守備的な戦い方だったのですが、一転して強烈なプレスと空中戦でバルサを圧倒。前半の残り半分はバルサが耐え凌ぐという状況になってしまいました。ただ、スペイン王者となったバルサには集中力と運がありました。何度か決定的なチャンスを作られてしまうものの、プジョルの魂のディフェンスとヴァルデスの抜群の飛び出しによってこれを回避。ピボーテに入ったマルケスが空中戦で互角の戦いを演じたことも忘れてはいけません。カバーにまわる両ラテラルの怒涛の戻りの速さも良かったですね。
また、ブレーメンにはエース・クローゼがいなかったことが幸いしまいた。代わりにデランテーロに入ったバルデス(ブレーメンの方はこう表記します^^)は決定力で今一歩及ばない。こういった「運の良さ」も王者には重要なものです。ただ、カンプ・ノウで対戦するときには警戒しなければいけないでしょう。


後半に高さ対策の糸口を発見?


結局、前半は序盤こそ支配率で60%を超えていたものの、終わってみれば52%という状況でした。いかに攻め込まれたかを物語る数字です。ハーフタイムで、ライカールトは高さ対策の必要性を感じたのでしょう。ベレッティを下げ、エジミウソンをセントラルに投入しました。これでオレゲールは右ラテラルへ。バルサをずっと見ている人になら普通なんですけど、解説のセルジオ越後さんたちは実際に気付くまでに結構時間がかかってましたね(^^;

試合はバルサがやはり多少押し込まれるものの、前半に比べればぐぐっと安定感が増し、そこからすばやく反撃に転じる、といったものになりました。強烈なプレスによる「攻撃的守備」が売りのバルサですが、それを上回るプレス・フィジカルを持つ相手にどう戦うべきか。その解決法の一つがこの試合だったかもしれません。

昨季の優勝フォーメーションだけでなく、対戦する相手によって修正が可能になったことは今後のチャンピオンズを戦っていく中で非常に大きな意味を持ちます。今季のバルサはやっぱり強いです!


神童・メッシーが流れを変える!


とはいえ、一進一退の攻防が続く中で一点差では不安なバルサ。何としても追加点が欲しいところ。そしてライカールトは決断しました。前半から飛ばしていたジウリーとの交代で超絶クラックの卵、リオネル・メッシーの投入です!
そしてこれが見事に的中! 見事な連係プレーでペナルティエリアに進入して決定機を作り出すと、相手ディフェンサは堪らずにファール。PKをゲット! これを先輩クラックのロニーがしっかりと決めて待望の追加点! ゴール後に二人で肩を組んで歩く姿はなんか神々しさすら漂っていました(^^)
若干18歳ながら、バルサのきらめくスターがひしめく中盤と前線に難なく溶け込んでしまう凄さ。やっぱり至宝ですねぇ。リーガでプレイできない辛さをプレーで示したところに感服です。

考えてみれば、ライカールトも楽ですよ。メッシーみたいに活躍をかなりの確率で期待できるリザーブメンバーがいるんですから。「ズバリ的中!」っていうよりも、むしろ予定調和的なものさえ感じます(笑)


白星スタート!


というわけで、試合はそのまま終了しました。お互いに攻め合い、手に汗握る展開を繰り広げるというサッカーの醍醐味を存分に堪能できたこの試合。そして最後にきちっと勝ってくれるバルサ。しかもスコア的には無失点だったりする。いや~~、バルサって本当にいいチームですよね(某映画解説者風)

お次はイタリアの昇り竜・ウディネーゼをカンプ・ノウに迎えての一戦。そういえばリーガの方もアトレティコ戦・バレンシア戦と厳しい相手が続きます。でも王者バルサを信じて応援しましょう!
BARÇA! BARÇA! BAAAARÇA!!
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この記事へのコメント

Orfeo
2005年09月19日 09:07
エンリケMGさん、相互TBありがとうございます。
スペイン勢はまだ眠っているようですね。
今後のバルサ、期待していますよ!
2005年09月29日 02:00
返事遅れました!すみません!
こちらこそ、よろしくお願いします。
バルサもようやく上向いてきたようなので、これから期待しててくださいね!(^^)

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